朝まで生テレビでの計画停電

 初めて「朝まで生テレビ」をじっくり見た。今まで興味はあったけど騒々しいだけなのを感じてすぐチャンネルを変えていた。見て意外だったのは、ホリエモンがまともな議論してたこと、猪瀬氏が傍若無人な人だったこと、かな。東京電力の人には同情した。

 じっくり見た一番の目的は計画停電のことだった。停電しない地区には重要施設がある、というのが理由なのは知っていたので、まあ再確認できて気持ちの整理ができた感じだった。東京21区(2区は停電対象なので差し引く)が理由なく一律で除外されてる不公平が話題にならなかったことには、残念だった。テレビ局内ではかん口令が敷かれているという噂を聞いた。この噂を信じる気持ちが大きくなった。

 停電しない地区ごとにどんな重要施設があるか、公表してほしい。このまま誰の目にもとまらず検証されないまま、というのはぜんぜん納得できん。おそらく東京21区では理由付けに困るんじゃないか。

 電力の使用状況グラフにも工夫がほしい。棒グラフの中身をグループごとに色分けしてほしい。もちろん停電しない地区は各グループから差し引いて、まったく新しいグループとして1つにして色分けすることが必要。さらに停電しない地区のグループから東京21区分を分けて色分けすること。以上、計7色で表してほしい。

 工場やオフィスの深夜シフトの話は新鮮だった。深夜に電力に空きがあるんだから使えばいい。言われてみればそうなので、今までなんで気づかなかったのか。